初めまして、このブログを個人で運営しているasamiと申します。
伸線業の会社へ勤めている男性会社員です。
品質管理に属していますが、製品の工程設計からテスト・評価・現場の改善・ISOの対応など、いろいろな事を行なっています。
私の経歴
伸線業界この道一筋というわけではなく、業種もバラバラな複数の仕事を経験して、今の伸線会社におります。
ここで私の高校からの経歴を紹介します。
昔から機械やものづくりが好きで、高校は工業高校に通っていました。
私がいた学科では、機械の分野・電気の分野の両方を浅く広く学ぶコースでしたので、旋盤や溶接などの金属加工を学びましたが、同時にPLCやシーケンスなどの電気系のことも学ぶことができました。
個人的にもマイコンや電子部品を買って、ハンダ付けをしたり、独学でプログラミングも行って簡単なロボットを作ったりしていました。
大学には進学せずに、高校を卒業してすぐに就職をしました。
自動車用部品を作っている一部上場の大企業に、就職して現場の作業員として油にまみれながら、交代勤務で働いていました。
基本給は高卒なので低かったですが、交代勤務なので夜勤手当や残業手当・休日出勤手当が付くのと、休みが友達とズレて合わないため、遊ぶことも少なくなり、同時にお金も使うタイミングが無く、実家暮らしというのも相まってお金は貯まりました。(いまは無いですが…)
しかしながら、一直12時間の交代勤務という仕事と、工場で最も忙しい部署だったため、生産量に追われるプレッシャーや先輩社員による厳しいご指導などで、精神的に病んで一年持たずに辞めてしまいました。
次の仕事を探しても良かったのですが、工業高校の高卒となると転職先は工場の現場作業員という、今までと同じような仕事にしか就けないため、親に頼って情報系の専門学校へ通いました。
そこでは高校時代から独学で行っていたプログラミングをさらに学ぶことができ、新たな扉を開くことができました。
情報系の専門学校ということもあり、クセが強めの人がいたり、考え方など色々な刺激を受けて良い経験となりました。学校で学んだプログラミングの知識は、現在でも業務の効率化などでも生かされています。
このブログを運営するにも、専門学校時代に学んだ知識を活かすことができて良かったです。
専門学校を卒業後、再び運良く一部上場企業のIT部門を担っているグループ会社に就職することができました。
IT企業という事で、以前の工場勤務とは全く異なり、毎日スーツを着てパソコンにひたすら向かって作業を行うという仕事になりました。
まさか自分が毎日スーツを着て働くとは思わなかったです。
しかし、ひたすらパソコンに向かっての仕事によるストレスや、上司からのプレッシャーにより工場時代の病みがぶり返してしまい、一年半ほどで辞めてしまいました。
数か月の無職期間がありましたが、現在の会社に入社して品質管理の仕事をおこなっています。
現在の会社に入るまで、伸線加工という加工方法は工業高校に通っていたのに初めて聞いた加工方法でしたが、穴に線を通して細くするという単純な仕組みで驚きました。
仕事は現場仕事・パソコン仕事が適度にあり、厳しくない緩い会社なのでストレスもあまり感じる事は無く、仕事内容も自分に合っているため、かれこれ7年目になりました。
いままでの仕事ではほぼ経験がなかった、お客さんとの打ち合わせなどもあり、良い経験を積ませていただいています。
取得している資格
工業高校や専門学校に通っており、資格取得には力をいれていたので少し自慢をさせてください。
- 機械検査3級
- 危険物取扱者 乙種第4類・第5類
- 応用情報技術者試験
- 基本情報技術者試験
- ITパスポート
- 秘書検定
- QC検定3級
高校で機械検査や危険物取扱者などの工業系の資格を取得して、応用情報技術者などのIT系資格は専門学校で取得しました。
工業系、情報系(IT系)の分野を短期間ですが通ってきたため、結果的にさまざまな知識を広く学ぶ事ができ、現在の会社や、このブログでも生かせていると感じています。
このブログ(伸線組)を始めた理由
伸線という加工方法がニッチなため、ネットで調べても有用な情報が出てこないからです。
仕事で困って伸線加工について調べても、伸線加工というのはどのような加工方法なのか、という情報は出てきても、そこから先の情報を紹介しているところがありませんでした。
特に伸線業界は職人という傾向が強いためなのか、あまり情報が出てこないという面もあります。
私のように伸線という加工方法に初めて触れる方や、仕事を行っている中で伸線の疑問について調べている方に役立つブログにしていき、結果的に伸線業界がもっと盛り上がればうれしいと思っています。
伸線をやって何十年という大先輩方がいる中で、数年の経験での知識の若造が行っているブログです。
至らない点もあるかと思いますが、伸線について調べた方が満足して帰ってもらえるようなブログにしたいと思っております。
よろしくお願いいたします。